冬の鉢花ギフトとして出回るコチョウラン。最近は、ファレノプシス(コチョウラン)とドリティスの属間交配から生まれたドリテノプシスも、丈夫で育てやすく、中輪の花をたくさんつけるため人気が高まりつつあります。写真のドリテノプシス・ハツユキ‘なごり雪’は、ほのかに淡いピンクに染まった白い花弁が美しい人気品種。
冬の庭に彩りを添えるクリスマスローズ。自分の好みの花を探すのも楽しみのひとつです。交配種には、シンプルな一重咲きや豪華な八重咲き、個性的なセミダブルと、花形もいろいろあります。最近では、交配種の親となった原種も手に入るようになりました。写真は、バイカラーのカップ咲き。こんな一重咲き種も、清楚でよいものです。
雪解けとともに、落葉樹の下にカーペットのように咲き乱れる雪割草。野生種でも園芸種でも変異が多く見られ、花の色や形がいろいろ楽しめます。栽培する場合、春は強い日差しを避け日光によく当てます。夏から秋は、風通しのよい日陰に移し、晩秋から春にかけては、日当りのよいところで管理しましょう。 写真は、交配によって生まれた八重咲き種。
春の訪れとともに、列になった小さな蕾を1つずつ咲かせるイカリソウ。最近では日本原産のイカリソウに、外国原産のイカリソウの仲間も加わり、バリエーション豊富です。花色も白、ピンク、紫、黄色とさまざま。葉の形もいろいろあり、秋には紅葉が楽しめるものもあります。 写真は、常緑性の中国原産のエピメディウム・ダビディー(Epimedium davidii)。
5月はバラの季節。なかでも、花を多くつけやわらかい印象の草姿で咲く、フロリバンダ系やシュラブ系のバラは人気があります。花も一重、八重、半八重、カップ咲き、ロゼット咲きなどさまざまで、好みに合わせて選べます。写真は、半八重で浅いカップ咲きの‘ピーチ・ブロッサム’。
毎年6月にピンクの花を咲かせるシレネ・ディオイカ(Silene dioica)。草丈が50cmほどになるので、花壇の中段から後段に植えるとよいでしょう。こぼれダネでもふえるのでナチュラルガーデンにぴったりです。
夏を涼しげに演出するギボウシは日陰でも楽しめるのが魅力です。初夏に咲く花は青紫色でさわやか。葉には黄色、ブルーグリーン、斑入りのものなどもあり、上手に使えば庭にいろいろな表情をつけることができます。 写真は、北海道の「紫竹ガーデン」にて。(撮影:福岡将之)
大きな派手な花を咲かせるつる植物、トケイソウ。熱帯地方原産で、日本では夏に元気に花を咲かせます。花色は、白、青、紫、赤、黄色、緑色と豊富です。つるを誘引してフェンスやトレリスに絡めて楽しみましょう。写真は、パッシフロラ・ピレシー。寒さに弱いので、冬は10℃以上で管理してください。
夏の間も白い花を咲かせるカラミンサ。ミントに似たさわやかな香りがするハーブです。細かい白い花がほかの花を引き立てるので、草花との寄せ植えにもおすすめ。日当たのよいところに植えれば、寒さにも強く丈夫で育てやすい草花です。
秋になると、色とりどりのパンジー、ビオラが店頭に並びます。最近では、中間色のビオラや、2色咲きや3色咲き、フリンジ咲きのパンジーなど本当に多彩な花色、花形のものが出ています。パンジー、ビオラどうしで色の組み合わせを楽しんで寄せ植えにしたり、球根と一緒に植えたりしてみるのも楽しいものです。写真は、「ビビ」のアンティーク系のビオラ。
秋から白い花を鈴なりにつけるツツジ科のイチゴノキ。イチゴを思わせるつぶつぶのある赤い実も11月ごろから冬にかけて見られるので、花と実を同時に観賞できます。きれいな照り葉が常緑なのも魅力の1つです。写真は、背が低い矮性タイプのヒメイチゴノキ。
多肉植物の一種で、花型、花色ともに豊富なカランコエ。秋から冬の鉢花として出回ります。日光が好きなので、室内の日が当たる窓辺に置いて育てましょう。暑さは苦手ですから、夏は風通しのよい半日陰で管理します。さし芽でふやせるのも魅力のひとつです。写真は、ベル型のカランコエ‘ウェンディ’。