NHK関連団体 会社案内

last updated Feb.1,2002.




「ある愛の行方」に賛否両論!
流行語も生み出した、韓国の大ヒット作品。



スタッフ
監督・脚本: ホ・ジノ
脚本: リュウ・ジャンハ、イ・スクヨン、シン・ジュノ
音楽: チョ・ソンウ

キャスト

サンウ: ユ・ジテ
ウンス: イ・ヨンエ
祖母: ペク・ソンヒ

(2002年春より公開予定/松竹配給)




 仕事を通じて知り合った録音技師の青年サンウと、ラジオ局ディレクターのウンス。風などの「自然の音」を録音するため旅を続けるうちに、いつしか2人は愛し合うようになっていった。蜜月期間が過ぎ、年上のミステリアスな女性、ウンスは、次第に息苦しさを感じ始めるが、若いサンウはますます愛にのめり込む…。
 幸福な時間は春の日のようにはかなく過ぎ去っていく…。才能溢れるホ・ジノ監督が情感豊かに描き出す、静かで美しい愛の物語。




ホ・ジノ(監督)、ユ・ジテ(俳優)、イ・ヨンエ(女優)

Q1:ホ・ジノ監督にお聞きします。『春の日は過ぎゆく』という映画のタイトルは、もともと韓国で1940年代に歌われた歌のタイトルと同じものだと聞いておりますが、この歌を取り入れた理由は何でしょうか。

ホ・ジノ:その歌はうちの母がよく口ずさんでいたものだったんですが、その歌のイメージ、要するに、時間が過ぎてゆく、若い日々が過ぎてゆくというイメージ、情緒的なイメージがとても好きでしたので、それと関連づけてこの映画を作ってみようと思ったわけです。





ホ・ジノ
映画監督。1963年生まれ。助監督、脚本家などを経て、98年、『8月のクリスマス』で監督としてデビュー。大ヒットを記録した。『春の日は過ぎゆく』は、待望の2作目。




ユ・ジテ
俳優。1976年、ソウル生まれ。98年の『バイ・ジュン』でデビュー。『リベラ・メ』など、多くの話題作に出演。現在、韓国で最も注目される俳優のひとり。
(ユ・ジテはこの日、ドレッドヘアで登場)
Q2:今日のユ・ジテさんのイメージは映画『春の日は過ぎゆく』の中のイメージと違って、個人的にちょっと驚きましたが・・・。


ユ・ジテ:できることでしたら、『春の日は過ぎゆく』のイメージのままで皆様にお会いしたかったのですが、次の作品の準備のために、ヘアスタイルがこのように(ドレッドヘア)なっています。





Q3:イ・ヨンエさんにおうかがいしたいんですが、この映画のどんなところに魅力を感じて出演を決めたのですか?

イ・ヨンエ:この作品の話を初めていただいたときに出演をすることに決めたのですが、理由は大きく分けてふたつあります。ひとつ目は、ぜひホ・ジノ監督といっしょに映画を作ってみたいと思っていたこと。そしてもうひとつは、この役柄が非常に気に入ったということです。ホ・ジノ監督は俳優が持っている以上の力を引き出すのが非常に上手な監督さんなので、映画を勉強するチャンスでもありました。今回の役は非常に複雑な女性の役だったので、女優としてのいい勉強になると思ったのです。





イ・ヨンエ
女優。1971年、ソウル生まれ。主な出演作は『JSA』、『贈り物』など。デビュー10年目となるベテランで、演技派女優として、多岐にわたる活躍が期待されている。




仕事を通じて出会ったサンウ(右)とウンス(左)は、いつしか愛し合うようになっていった。



自分の元を去っていった恋人ウンスが忘れられないサンウ。
Q4:イ・ヨンエさんにお聞きします。この映画の「ウンス」という役はどういうところが難しかったのでしょうか?

イ・ヨンエ:この映画を見た観客たちの意見を例に挙げてお話ししたいんですが、「ウンス」という女性を理解できるという方からは、彼女がかわいそうだという意見がありました。けれども、「ウンス」という女性が理解できない方は、彼女が非常に悪い女性だという意見もありまして…私自身も、そういう方たちに恨まれました。これまで、ひとつの役を演じ終わった後にこういう声を聞くことはほとんどありませんでした。つまり、それほど非常に難しい役柄であり、理解するのがなかなか難しい人物像だったんだと思います。
 多くの人たちにこの映画を見ていただいて、「ウンス」という人物がどういう人物なのかについて語り合っていただければと思います。





Q5:3人にうかがいます。日本人で好きな監督や俳優がいるかどうか、もしくは好きな映画があるのかを、おうかがいします。

ホ・ジノ:私は小津安二郎監督の映画が好きです。

ユ・ジテ:私は映画の勉強をしていたので、日本映画については授業のときにもたくさん学びましたし、非常に高い関心を持っています。好きな監督もたくさんいますので、1人だけを挙げることは非常に難しいのですが、好きな俳優さんの中で1人、名前を挙げるとしたら高倉健さんです。一度お会いしてみたいです。

イ・ヨンエ:日本映画は非常にジャンルが多彩だと思います。さまざまなジャンルの映画が作られていると思いますが、これまでに見た中で気に入っているのが、『SAMURAIフィクション』、そして『ラブレター』という作品です。このふたつはまったく性格の違う作品なんですけれども、こういった作品を日本と韓国でいっしょに作れればいいなと思っています。





東京国際映画祭のために来日したホ・ジノ監督(右)と、主演のユ・ジテ(中)、イ・ヨンエ(左)の3人。




2月号インデックスに戻る


(2002年):1月[バンディッツ/プリティ・プリンセス] 
(2001年):12月[ハリー・ポッターと賢者の石/アトランティス/耳に残るは君の歌声] | 11月[ムーラン・ルージュ/スポット] | 10月[オー・ブラザー!/ロック・ユー!] | 9月[おいしい生活/ブリジット・ジョーンズの日記] | 8月[テルミン/ゴーストワールド]
拡大版:[シュレック] | [WASABI/恋ごころ/ジェヴォーダンの獣]