NHK出版新書(NS新書)

赤ちゃんはなぜ父親に似るのか
育児のサイエンス
竹内 薫
「妊婦脳はホルモンシャワーのせい?」「出産に立ち会えば父親の自覚が生まれる?」科学知識を武器に、初子育てに立ち向かう著者。果たして子育てはサイエンスで楽になるのか!?知識欲が旺盛でも頭でっかちになりがちな新米パパが、ママのベストパートナーとなるにはどうすればいいのか。自身の体験を交えつつ、妊娠・出産・育児にまつわる科学研究から「赤ちゃんの不思議」を描く、ユーモアあふれる一冊。

目次

第一章
新米パパ誕生!?――プレ妊娠〜妊娠初期
第二章
ホルモンシャワー、浴びてます!――妊娠中期〜後期
第三章
新月・満月の日はご用心――臨月〜分娩
第四章
こんにちは、赤ちゃん――新生児期〜生後一ヵ月
第五章
パパの参加が育児のカギ――生後二ヵ月〜四ヵ月
第六章
ママはいつだって大忙し――生後五ヵ月〜七ヵ月
第七章
赤ちゃんの「世界」があふれ出す時――生後八ヵ月〜お誕生
 

編集担当者より

 サイエンス作家の竹内薫さんが、「科学の眼」で妻の妊娠から子育てまでを見つめ、自ら参加した体験から生まれた本書。決してパーフェクトではないけれども「よりよい親になるために」奮闘する竹内さんや、冷静に突っ込みを入れながら迷パパ(?)ぶりを見守る妻のかおりさんの姿が眼に浮かぶような、生き生きとした育児サイエンス書です。
 私自身は子育ての経験がないのですが、「ホルモンシャワーが〈妊婦脳〉や〈産後脳〉のきっかけとなる」「生後2カ月と9カ月のときに、〈革命〉が起きる」といったサイエンスエピソードに「なるほど〜」とうなずいたり、洗ったお皿をジェンガのごとくばらばらに積んでしまう竹内さんの迷家事ぶりに「わかる、わかる!」と心の中で突っ込みを入れたりと、竹内家の子育てに陰ながら参加しているような気分で、携わった本です。
 ご執筆をお願いしたときにはまだ生後半年だったお嬢さんも、すっかり大きくなって1歳10カ月に。子育て真っ最中だからこそ生まれた、「親」としての悩みや疑問に対する科学的対処法が満載の本書。現在子育て進行中のパパママはもちろん、自分の子育てが終わって一息ついていたところに孫育てが始まったイクジジ・イクババにも、まだ子どもがいない人にも「家族の協力とは何なのか」「男性と女性って、どうして考え方が違うのか」という二人の関係を見つめなおす本としても、共感しながら楽しんでいただけるとうれしいです。
 各章の扉に入っている、春吉86%さんによる抱腹絶倒の4コママンガも必見! 実話に基づいているのかどうか……は、本書を読んでのお楽しみに(ちなみに、お二人ともイラストにかなりそっくりです)。
(NHK出版 松原あやか)

著者プロフィール

竹内 薫(たけうち・かおる)

竹内 薫(たけうち・かおる)

1960年東京生まれ。サイエンス作家。東京大学教養学部教養学科、同理学部物理学科卒業。マギル大学大学院にて高エネルギー物理学Ph.D.取得。著書に『物質をめぐる冒険』(NHK出版)、『99.9%は仮説』(光文社)、『科学嫌いが日本を滅ぼす』(新潮社)など多数。

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