毛玉ができるわけ
毛玉は、繊維の毛足が擦れてからまり、丸まってできます。例えば、ウールのセーターを着たとき、セーターの脇部分が、腕やバッグなどと擦れ、毛足が丸まり、毛玉となります。このとき、毛足の長い繊維ほどからまり、毛玉ができやすくなります。
ですから、毛玉ができやすい服かどうかは、衣類に使用される繊維を見ればおおよその区別ができます。具体的にはできやすい順に、(1)ウール、(2)アクリル、(3)ウールと合成繊維(アクリルなど)の混紡、(4)シルクや綿、麻の順となります。
また、できた毛玉は落ちていきますが、その落ち方も繊維によって異なります。ウールは弱い繊維ですから、自然に落ちていきます。一方、合成繊維を含む混紡では、合成繊維が強い繊維であるためになかなか落ちず、そのまま衣類に残って目立つことが多いようです。
毛玉の取り方
毛玉を取るには、まず、洋服ブラシでブラッシングしてみます。ウールの場合はこれだけで取れますが、アクリルや混紡などの衣類では、残る場合があります。そんなときには、毛玉取り用ブラシ(ドイツ製で、ブラシの毛に銅が使用されたもの、金属製の金具がついたものなどがあります)で、軽くこすって取ります。これらのブラシが手に入らないときには、毛玉部分を摘んで、はさみで切っていきます。このときには、衣類本体まで切らないよう、慎重に行いましょう。または、台所用スポンジに付いているグリーンのざらついた部分(ナイロンタワシ)を毛玉に当てて、軽くこするとうまく取れます。
毛玉を作らないようにするには
前述のとおり、毛玉ができるのは、繊維の毛足が擦れて丸まってしまうためです。毛玉を作らないようにするには、脱いだら、洋服ブラシで毛足を整えるようにブラッシングすることがいちばんです。この始末を毎回していれば毛玉はできにくくなり、お気に入りのセーターも長く楽しむことができます。脱いだら衣類チェックを忘れないようにしましょう。
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