最新号ご案内
│
放送カレンダー
│
次号予告
│連載対談 ことばのこころ│
喜・怒・哀・楽 道場!
│
ワクワクな日曜日
│
にぎやか手作りおもちゃ
│
すくすくDIARY
│
とりわけ離乳食
│
関連書籍
│
イラスト壁紙
│
すくすく.COMのご紹介
│
赤ちゃん写真の募集
「言葉」って何だろう。自分の想いを伝えたり、相手の想いを知りたいとき、言葉はどんなはたらきをするの? 番組司会者の天野ひかりさんが、毎月さまざまな分野の方と「言葉」について対談します。
バックナンバー
こちらからご覧ください
●2008年 2月号
●2008年 1月号
●2007年 12月号
●2007年 12月号
●2007年 11月号
●2007年 10月号
●2007年 9月号
●2007年 8月号
●2007年 7月号
●2007年 6月号
第12回
河瀬直美
私は子どもみたいなお母ちゃんです
天野
河瀬監督の映画は、生と死に深く迫る作品で、拝見して数日たってもいろいろなシーンが思い出されます。昨年は、カンヌ国際映画祭コンペティション部門で『殯の森』が日本女性初のグランプリ受賞と大ニュースも届きました。
河瀬
初めての劇場公開作品が『萌の朱雀』で、カメラドール(新人賞)を最年少でいただいたこともあるし、フランスはきっとご縁があるんでしょうね。
天野
河瀬さんは光祈くんという3歳の息子さんがいらっしゃるんですね。カンヌにもいっしょに行かれたとか。光祈くんはお母さんが映画監督だってわかっているのかしら?
河瀬
「お母ちゃんの映画だ」っていうのはわかってるみたい。光祈は、『殯の森』を集中して最後まで見るんです。ちょっと変わってるよね(笑)。森のシーンはすごく怖がるし、茶畑のシーンは楽しそうに見ています。
天野
河瀬監督の映画は画面全体から伝わることがたくさんあるから、光祈くんもじんじん感じるんでしょうね。
いつも家では、どんなお母さんですか?
河瀬
子どもみたいなお母さんです。仕事でいやなことがあって私が機嫌が悪いと、光祈も機嫌が悪くなる。それで理不尽なことで私につっかかるから、「お母ちゃんがなんでそんなんされなあかんのよ!」って言い返してます。
天野
すごくわかります!
河瀬
でもね、光祈は負けてない。3歳なのにお母ちゃんに抗議してくるんです。あるときお父ちゃんが「お母ちゃんに怒られるのきらいじゃないの?」って聞いたら、「みいちゃんは悪くない」って。怒られてるんじゃなくけんかしてると思ってる。夫とけんかしてると夫は「怒られてる」と思うみたいなんですけど、光祈には怒ってるのにけんかしてると思ってるんですね。夫はそれを聞いて、「みいちゃんはすごいな」だって(笑)。
天野
みいちゃんは、お母ちゃんと対等なんですね。
このあとは、ぜひ、本誌でお楽しみください。