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どこへ向かって死ぬか
“還っていく場所”はありますか?
「自由」といわれながらも、生きにくいと感じて生きている私たち。「人間は根源的孤独を抱えながら、自己のたえざる絶望を経験する。そして精神的時間を生きることで、はじめて死へと出発できる」。独り異国パリの地で思索を紡いだ哲学者・森有正の“死に方”に、人間の「本質」としての生き方を見る。
■300万部の大ベストセラー『世界の中心で、愛をさけぶ』の著者が、「思索」に身を捧げた独りの哲学者の姿を通して、人間普遍の深遠な世界を見出す。