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実践! 50歳からのライフシフト術
人生に起きる変化を楽しむ、有意義に公私混同する、“見えない資産”を大切にする──〈人生100年時代〉の後半戦を豊かに生きる、ライフシフター達から抽出された法則性とは? 「人を育てる」「好きを仕事に」「社会に貢献」など、8つの価値軸に目覚めた22人の転身物語に生き方を学ぶ。
◆一切、きれいごと抜き!
5つのステージを通る、旅の仲間と出会う、自分の価値軸に気づく、変身資産を活かす。
転身ストーリーからわかる「100年ライフ」の新法則。
◆これが「ライフシフト」の鉄則!
①とにかくやってみる ②どんなことからも学ぶ ③学んだことを捨てられる勇気を持つ ④違和感を大切にする ⑤みんなと同じじゃなくても平気 ⑥3つ以上のコミュニティに所属する ⑦有意義に公私混同する ⑧自分についてよく知る ⑨自身の人生時間を自分でマネジメントする ⑩人生に起きる変化を楽しむ
◆身につまされるエピソード多数……でも、希望が湧く!
ライフシフトを実現する5つのステージ
1、心が騒ぐ 2、旅に出る 3、自分と出会う 4、学びまくる 5、うまくやる
全員が全く新しい方法で人生を構築する必要がある上に、そもそもの「人生の正午」という危機を迎えている現代の50歳。迷い、困っているのも当然でしょう。
ところで、この本のタイトルになっている「ライフシフト」という言葉。どういう意味なのでしょう? 原書には、タイトルにも解説にも、そして本文にも「ライフシフト」という言葉は出てきません。和製英語ですから当然です。この言葉は、日本語版のタイトルとしてつけられたもの。日本人が好んでつくる「雰囲気があるけど意味がよくわからない言葉」の典型です。
だから、この言葉を使う人は自分なりの解釈で使っています。最たる例は、転職や起業・独立を指しているもの。これまでとは違う分野の企業へと転じたり、自分で会社をつくって独立する、というような働く場所や働き方の変化を、ライフシフトと名付けているケースが多いようです。
実は、この本でご紹介する22人のライフシフターの中には、以前と同じ会社にいる人も、同じ仕事をしている人もいます。ライフシフトを、働く場所や働き方の変化と捉えている人には、その人たちはライフシフターに見えないかもしれません。しかし、22人の誰もが、50歳という人生の正午に、あるいはそれ以降に、大きな変化を遂げています。それは何か?
全員が、自分の人生の「主人公」になっています。自身が生きていくうえで大切にすべき価値軸に気づき、オーナーシップをもってワクワクしながら生きています。そう、ライフシフトとは、生き方の抜本的な変化です。転職、起業のような外形的な変化のことではないのです。しかし、全員が50歳まではそのようには生きてはいませんでした。誰もが、日本の会社で、会社の意を受けて、会社のために働いてきた典型的な会社員でした。
そんな普通の人たちが、なぜ、どのようにしてライフシフトできたのか。どのように価値軸に気づき、どのように変身したのか。その法則をみなさんにお伝えしたい。多くの「人生の正午に悩める人たち」に、ライフシフトを楽しんでほしい。そんな想いで、この本を創りました。22人のライフシフターが変身していくストーリーが、そして、全員のストーリーに共通する「ライフシフトの法則」が、読者の皆様の素敵な気づきにつながることを、心より願っています。