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2050年、未来秩序の選択
コロナ禍のなか、かつてない分断と混乱に陥った世界は、未来へ向けてどのような秩序を選択するべきか? 世界を席巻した米英アングロサクソン二大帝国が将来は盟主の座から降りることをふまえ、30年後には独仏のEUを中心に、米中の争いからも距離を置く広域経済連合(EU+ASEAN〔RCEP〕)が、「地球協同体」とも言うべきダイナミズムで世界秩序を牽引していることを明快に論じる。NHKの国際・経済担当記者としての豊富な現場体験と、緻密な歴史分析とデータの読みを通して、近未来の国際情勢への確固たる指針を提示する待望の一冊!