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安全保障を問いなおす

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NHKブックス No.1239

安全保障を問いなおす 「九条−安保体制」を越えて

[著] 添谷芳秀

発売日 2016年04月26日

単行本

品切れ

定価 1,540円(本体1,400円)

送料 110円

売り切れました

商品紹介

日本人が取り戻すべき「リベラルな国際主義」とは?

日本の安全保障をめぐる議論がふたたび盛んになりつつある。だが右派と左派の議論はいつも噛み合わないし、実は中身もない。なぜか?
本書は、真の戦略をめぐる議論の実現を阻んできたのは「九条と日米安保の組合せ」だったとみる視点から戦後史をたどり、可能性のあった唯一の例として九十年代の日本の経験に着目する。
そこではリベラルな対外関係と憲法観の変化が生じていた――。
安全保障議論の不毛、左右の反目、過度の対米依存を脱するため、九十年代を参照し、戦争への反省に立った改憲を視野に入れつつ、近隣国との協力について明快で具体的な将来像を示す提言の書。

目次

序 章 日本の安全保障──何が問題か
第一章 冷戦期の国際環境と日本外交──「九条─安保体制」の形成と定着
第二章 国際主義の覚醒──一九九〇年代の日本外交
第三章 冷戦後の日米同盟──漂流からグローバル化へ
第四章 国際主義から自国主義へ
第五章 「九条─安保体制」を越えて
終 章 一国では生きられない

商品情報

発売日
2016年04月26日
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
判型
B6判
ページ数
288ページ
商品コード
0091239
Cコード
C1331(政治(含む国防軍事))
ISBN
978-4-14-091239-3