じょう・もとほ=スタイリスト。ベルギーで食ともてなしを学び、雑誌や書籍で活躍する。
揚げたてのアツアツを家族みんなで味わえる揚げ物は、人気メニューの一つ。でも、キッチンの油はねがちょっと……。 週に2回くらいは揚げ物をしているという城さん。 揚げ物調理での城さんの悩みは、キッチンの後片づけでした。コンロ周辺に飛び散った油のお掃除が大変だったとか。「もっと油がはねにくくて、コンパクトな揚げ鍋はないかしら?」と機会があるごとにいろいろと探していたそう。 この揚げ鍋は家庭用キッチン用品を企画開発、販売しているヨシカワという会社の商品。金属加工の伝統がある地域「新潟・燕三条」の確かな技術と自社のノウハウを融合させ、今の暮らしに寄り添う商品づくりをしています。素材は鉄にシリコーン塗装を施しているので、熱伝導率がよくてお手入れは簡単。両手でしっかり握れる大きめの取っ手と、ワイドな注ぎ口がついているので、油の移し替えもラク。500mlと800mlの目盛りがついていて、注ぐ油の目安の量もわかりやすくなっています。 「中華鍋を使っていたときは注ぎ口がないので、使った油を移すときは結構緊張していたんですよ。そんなストレスがなくなるだけでも、揚げ物が身近になりますね。実はうちの母もこの揚げ鍋を使ってみたら、とても気に入ったみたいで(笑)。『老人2人暮らしだから前ほど揚げ物はしないけれど、ちょっと食べたいときにいいわね。小ぶりで軽いから』と言っていました」 撮影・竹内章雄/構成&文・海出正子
そんな悩みを解決してくれる揚げ鍋を、城さんが見つけました。深さがあるコンパクトな揚げ鍋は
油はねが少なく、長いものも揚げられるだ円形。素材は熱伝導率のよい鉄なので、カラッとした揚げ上がりに。長らく理想的な揚げ鍋を探していた城さんも大満足!
今夜のおかずに、3時のおやつにと大活躍してくれます。
「以前、1人暮らしのときは揚げ物をする機会は少なかったけれど、家族が増えてからは頻繁に揚げるようになりましたね。一時は少ない油で揚げたこともあったけれど、やっぱりある程度たっぷりの油で揚げたほうが、カラッとおいしく仕上がることに気がついたんです。鉄製のものがこんがり揚がるので、長らく中華鍋を使って揚げていました」
「そんなときに見つけたのが、この深さのあるだ円形の揚げ鍋。深いので鍋の側面が油はねをガードして、鍋の外にはねにくいんですね。小ぶりながら、だ円形なので長さのあるえびフライや大きい豚カツなどもOK。中華鍋と同じ鉄製ですが、意外なほど軽く収納もコンパクトにできます」
城さんは新しい油を使うとき、最初1、2回は野菜の素揚げなど、あまり油が汚れないものを揚げて、そのあとは鶏のから揚げや豚カツ、えびフライなど、肉や魚介類を揚げるそう。
「おかずだけでなく、おやつの揚げ物もおすすめ! ツイストドーナツなどは揚げたてを食べられるから、子どもも大喜び。家庭ならではのおやつですね」
今回紹介した商品
油はねが少ないだ円形の揚げ鍋
高さ11.4cm(持ち手、注ぎ口を含む)