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連載・読みもの

愛と性と存在のはなし
  • 赤坂真理
  • 11/1更新(第3回)
  • 人文・社会
「男/女」と単純に分類しがちな私たちの「性」というものは、本来とても繊細で、多様だ。それは少しずつ認識されつつあるが、いま私たちが性を語る言葉は、あまりに人々を分断し、対立させ、膠着させるものではないだろうか。各々が性を語るその言葉の前提は、確かだろうか。マジョリティだと自認するあなたの「性」が、本当はもっと複雑で、深淵なものだとしたら――。私たちの内なる常識に揺さぶりをかけ、いまだ誰も語りえない性愛の豊かな地平をひらく、作家・赤坂真理の全霊の挑戦。
著者情報
赤坂真理(あかさか・まり)
1964年、東京生まれ。作家。90年に別件で行ったバイト面接で、なぜかアート誌の編集長を任され、つとめた。編集長として働いているとき自分にも原稿を発注しようと思い立ち、小説を書いて、95年に「起爆者」でデビュー。著書に『ヴァイブレータ』(講談社文庫)、『ミューズ/コーリング』(河出文庫)、『箱の中の天皇』(河出書房新社)、『モテたい理由』『愛と暴力の戦後とその後』(講談社現代新書)など。2012年に刊行した『東京プリズン』(河出書房新社)で毎日出版文化賞・司馬遼太郎賞・紫式部文学賞を受賞。
境界線
  • 中山七里
  • 12/2更新(第5回)
  • ミステリー
宮城県警・笘篠誠一郎に届いた、7年前の東日本大震災で行方不明だった妻の変死体発見の一報。死体の主は昨夜まで生きていたという。さまざまな疑問が渦巻く中、新たな事実が判明し、謎はさらに深まっていく――。2018年刊行の長編小説『護られなかった者たちへ』のその後を描く、魂を揺さぶる社会派ミステリー小説。
著者情報
中山七里(なかやま・しちり)
1961年生まれ、岐阜県出身。2009年、『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞。斬新な視点と華麗などんでん返しで多くの読者を獲得している。他に『総理にされた男』『護られなかった者たちへ』『能面刑事』『TAS 特別師弟捜査員』『静おばあちゃんと要介護探偵』『ふたたび嗤う淑女』『もういちどベートーヴェン』『笑え、シャイロック』など著書多数。
そのモヤモヤ、かいけつします
  • 池谷裕二+ヨシタケシンスケ
  • 11/15更新(第5回)
  • 人文・社会
2019年の春、編集部は256人の小学生にアンケートをおこない、日ごろの生活のなかでモヤモヤすること、不思議だなと思うこと、納得がいないことについて告白してもらいました。そこには、子どもたちならではの無邪気な質問やユニークな疑問、考えさせられる悩みも含め、じつにいろいろな「モヤモヤ」がありました。そんな質問の数々に、脳の研究者である池谷裕二さんと絵本作家のヨシタケシンスケさんが真剣に向き合います。
思考入門
  • 戸田山和久
  • 12/2更新(第6回)
  • 人文・社会
早いもので今年も師走になっちゃいました。おとなにとってはあわただしい月。でも、みなさんはもういくつ寝るとメリークリスマスに冬休みにお正月! お楽しみですねえ。でも、勉強もしっかりやりましょうね。はい、「思考入門」も6回目、いよいよ第2部に入りますよ。ここまでの連載をしっかり読んだみなさんは、「論理的」ってどういうことか、バッチリ理解できましたね。戸田山さん、6回目で星一徹ですよ。ちゃぶ台ひっくり返しますよ。なんせ、わたしたちのアタマって、もともと論理的思考には向いてないって言うんですから。困りましたねえ~~。でも戸田山さん、どうすればいいかもキッチリ教えてくれます。いやあ、哲学ってホントにすんばらしいですねえ。それでは、じっくり読んでくださいね。



空想居酒屋
  • 島田雅彦
  • 11/15更新(第8回)
  • エッセイ
“文壇一の酒飲み・料理人”の異名を持つ小説家・島田雅彦が、自らが体験した酒場天国を紹介しながら、そのいいとこどりしたエア居酒屋を想像し、最終的には自身が店主たるリアル居酒屋開店を目指す、気宇壮大かつ抱腹絶倒の食エッセイ。
著者情報
島田雅彦(しまだ・まさひこ)
1961年、東京都生まれ。作家・法政大学教授。東京外国語大学ロシア語学科卒業。在学中の83年に『優しいサヨクのための嬉遊曲』で注目される。『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞、『彼岸先生』で泉鏡花文学賞、『退廃姉妹』で伊藤整文学賞、『カオスの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞、『虚人の星』で毎日出版文化賞を受賞。ほかの著書に『天国が降ってくる』『僕は模造人間』『彗星の住人』『悪貨』『ニッチを探して』『オペラ・シンドローム』など多数。2010年下半期より芥川賞選考委員を務める。
太陽の末裔
  • 恩田陸
  • 12/15更新(第3回)
  • 伝奇小説
マヤ暦で世界が終わるとされていた2012年12月21日、東京で変死体が見つかる。その出来事は、南米の古代巨石文明に秘められた謎の技術に繋がる序章にすぎなかった。世界は本当に終わっていなかったのか? 恩田陸が6年の構想を経て描く、長編伝奇小説。
著者情報
恩田陸(おんだ・りく)
1964年、宮城県生まれ。91年、第3回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年、『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞と第2回本屋大賞を受賞。06年、『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門を受賞、07年、『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞を受賞。近著『雪月花黙示録』ほか、『ドミノ』『Q&A』『蒲公英草紙 常野物語』『きのうの世界』『夢違』『夜の底は柔らかな幻』など著書多数。

ときどきばなな
  • よしもとばなな
  • (第6回)
  • エッセイ
人気小説家・吉本ばななが、自身の日常の様子や、毎日の生活を送るなかで感じた思いや考えを綴る、不定期連載エッセイ。子どものころのこと、旅の思い出、食べもののこと、家族のこと……。読後、「自分のどこかが変わった」と感じる、読み手に沁みる上質な文章の数々。
著者情報
吉本ばなな(よしもと・ばなな)
1964年7月24日、東京都生まれ。A型。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年、デビュー作「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞。88年、『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞を、89年、『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人を受賞。その後も89年、『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞を、95年、『アムリタ』で第5回紫式部賞を、2000年、『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞などを受賞。イタリアでも、スカンノ賞やカプリ賞などを受賞。『キッチン』をはじめとする諸作品が海外30数か国で翻訳、出版されている。著書多数。近著に『鳥たち』『サーカスナイト』『ふなふな船橋』など。
吉本ばなな公式サイト

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