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インタビュー

韓国ドラマ「100日の郎君様」主演!
ド・ギョンス(イ・ユル/ウォンドゥク 役)

最終更新日 2019.07.16

文=上野紀子

© STUDIO DRAGON CORPORATION

 韓国のみならず日本、中国でも熱狂的なファンを持つアジアのスーパーアイドルグループ〝EXO〟。そのメインボーカル、D.O.の名で知られる彼が俳優として活躍する際には、本名のド・ギョンスで登場する。グループの中で最も早く演技者としても注目され、映画やテレビドラマで着実に演技力を高めてきたド・ギョンスが初めて挑んだ時代劇、それがこの「100日の郎君様」だ。

これまでにない、新しい自分を見せることに挑みたかった

© STUDIO DRAGON CORPORATION

「僕が演じたのは、高慢な世子イ・ユルとまぬけなウォンドゥクの役です。初めて台本を読んだとき、ストーリーがすごく面白くて、このユルとウォンドゥクを演じてみたい! 強く思いました。僕がこれまで演じてきた役とは、また違う姿をお見せできるんじゃないかと思ったんですよね。王宮で繰り広げられるエピソードは少し重たくて暗い部分があるけれど、ソンジュヒョンで展開する話がとにかく面白かったので、早く演じたい、早くこの村に行きたい! と(笑)。台本を読んで、そんなふうにワクワクしたのを覚えています」
 さまざまな点で現代劇とは勝手が違い、多くの俳優が〝撮影が過酷〟と口をそろえる時代劇の現場でも、じっくり考えながら、前向きに挑んでいった様子を語ってくれた。「時代劇は初めてなのでとても緊張しました。時代劇特有のセリフ回しや所作が難しく、その点は監督や脚本家の方と十分に話し合い、一つ一つをこなしていきました。剣術や乗馬のシーンもたくさんあったので、それらもアクションスクールの先生や乗馬の先生とじっくり話し合って撮影を進めていきましたね。事前に稽古をする時間が取れなかったので、撮影の空き時間を見つけて練習したり、現場で指導を受けたりすることが多かったです。けがをすることなく安全に、短い時間の中でどうやって習得できるかをしっかり考えて取り組みました。慣れていないのでぎこちないところもありましたが、時代劇の撮影は新鮮でしたね。昔の人が暮らした家や、衣装や道具などを知ることができて、とても勉強になりました。新しい発見が多く、楽しみながら撮影できたと思います」

© STUDIO DRAGON CORPORATION

 文武両道に優れた世子イ・ユルと、まぬけな青年ウォンドゥク。2つのキャラクターをどのような点に留意して演じ分けたのか、気になるところだ。「イ・ユルとウォンドゥクは、結局は同一人物ですよね。なのでユルを演じるとき、ウォンドゥクを演じるときで別々の演技をしようとはせず、1人の人物として演じました。このドラマは王宮とソンジュヒョン、2つの背景を持った物語なので、それぞれの背景に登場することで、ユルとウォンドゥクの違いを自然に見せることができたと思っています」
 より自身に近いキャラクターは「ウォンドゥクのほう」だそうだ。「ユルも男らしいところは似ているけれど、気位の高いところが僕とは違います。ウォンドゥクの場合、まぬけなところ以外(笑)の性格が、僕自身と似ていると思いますね」

(『韓国ドラマ「100日の郎君様」公式ガイドブック』につづく)

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「100日の郎君様」でヒロインを務めるナム・ジヒョンのインタビューはこちら

プロフィール

撮影=南 奇龍

ド・ギョンス

1993年1月12日生まれ。2012年に人気アイドルグループEXOのメインボーカルとしてデビュー。14年に初出演したドラマ「大丈夫、愛だ」で、APAN STAR AWARDS男性新人賞を受賞。主な出演作に、映画「純情」「あの日、兄貴が灯した光」など。

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