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紛争屋の外交論
日米安保と憲法九条という矛盾に守られた日本の「平和」は、もはやきわめて脆弱。官僚病と思考停止に毒された日本外交がヘタを打つほど、危険な熱狂は高まり大衆迎合の政治が愚かな判断を下す――。この悪循環を断ち切るべく、紛争解決の最前線で働いてきた著者が、普天間、拉致問題、領土問題等、喫緊の課題をグローバルな視座から論じる。経済復興、近隣諸国との関係改善を実現する新しい平和構築パラダイム「ソフトボーダー」についても緊急提案、宮台真司氏とその意義を議論した特別対談を収載。