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大相続時代がやってくる

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NHK出版新書 419

大相続時代がやってくる すっきりわかる仕組みと対策

[著] 田中陽

発売日 2013年11月09日

新書

品切れ

定価 814円(本体740円)

送料 110円

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商品紹介

もう「関係ない」では済まされない! いまさら聞けない相続入門

平成25年度の税制改正で、相続の仕組みが大きく変わる。それでも、あなたはまだ“関係ない”と言えますか?本書は、来たる大相続時代において、押さえておきたい相続リテラシーを養う一冊です。相続の仕組みをゼロから解説し、モメごとを回避する知恵や賢い相続対策のいろはを伝授。玉石混淆の情報のなかから、相続のプロフェッショナルが、本当に必要な知識だけをまとめました。

 “大相続時代”とは、いささか大袈裟な表現でしょうか? 本書では、おおまかに2つの理由からそのような呼称を使っています。
 第一の理由は、およそ20年後、日本は3人に1人が65歳以上という「超高齢化社会」を迎えることです。それは、財産規模の大小に関係なく、日本全国いたるところで相続が発生しうる時代です。次世代が財産を円滑に引き継ぐためにも、社会全体に相続リテラシーが必要となるでしょう。
 第二の理由は、平成25年度の税制改正によって、基礎控除の大幅な引き下げが決まったことです。これまで相続税を支払っていたのは、一部の富裕層だけでした。課税の対象となるのは、財産総額が基礎控除額を超えてしまう人だけだからです。ところが、その基礎控除額の計算式が次のように変更されました(2015年1月1日以降)。

改正前:5,000万円+1,000万円×法定相続人の数
改正後:3,000万円+ 600万円×法定相続人の数

 たとえば、妻と子ども2人という家庭で夫が亡くなった場合。これまで課税対象とされたのは、夫が8,000万円以上の資産を有していた場合のみでしたが、そのボーダーが4,800万円にまで引き下げられる。となれば、株券や賃貸経営がなくても、預貯金+マイホーム(土地・建物)だけでアウトなんてことも考えられます。事実、この変更によって、課税対象者は全国平均でほぼ2倍に、東京都内では4人に1人が該当するとの試算もなされています。すなわち、実質的な増税策による課税対象者の拡大。これが第二の理由です。
 ただし、だからといって慌てる必要はありません。防災と同じで、相続も備えあれば憂いなしです
 本書は、これから迎える“大相続時代”を生きていくために、本当に必要な情報だけをコンパクトにまとめた一冊です。著者の田中先生は、資産税務を専門とする相続のプロフェッショナル。相続の基本的な仕組み、家族間でモメないための知恵、手軽にできる財産の健康診断、賢い相続税対策……すべてをゼロからわかりやすく解説してもらいました。
 今まで相続なんて他人事だと思っていた方、すこし頭をよぎるようになった方には恰好の一冊だと思います。ぜひ羅針盤としてお役立てください。
(NHK出版 粕谷昭大)

目次

第一章 知らないと損をする相続の常識
第二章 なぜ相続はモメてしまうのか
第三章 財産の健康診断をしよう
第四章 遺言書のすすめ
第五章 賢い相続のテクニック
終  章 六〇歳ではじめる相続対策

商品情報

発売日
2013年11月09日
価格
定価:814円(本体740円)
判型
新書判
ページ数
208ページ
商品コード
0088419
Cコード
C0232(法律)
ISBN
978-4-14-088419-5