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ASEANは日本経済をどう変えるのか

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NHK出版新書 434

ASEANは日本経済をどう変えるのか

[著] 西濱徹

発売日 2014年05月10日

新書

品切れ

定価 814円(本体740円)

送料 110円

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商品紹介

激動を続けるASEANの行方をわかりやすく解説!

二〇一五年の「共同体」設立を目前に、ASEANに高い注目が集まっている。果たしてASEANは日本経済を救う鍵になるのか。気鋭のエコノミストが最新の情報をもとに、域内分業化が進む「大メコン川流域圏」、計画中の巨大都市「イスカンダル」、共同体設立で誕生する「六億人超の経済圏」など、生産・物流・消費をめぐる大きな変化を描き出す。目下、激動を続けるASEANの行方をわかりやすく解説する一冊。

 本書は、2015年の共同体設立を前に注目度が高まっているASEAN(東南アジア諸国連合)をテーマに、日本経済との関わりについて書かれたものです。
 もちろん、加盟10ヶ国(シンガポール、マレーシア、ブルネイ、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー)すべてを詳細にみていこうとすると、単行本でも相当なボリュームになるでしょう。そこで、本書では主にいままさに起こっている「大きな変動」に焦点を当てています。
 例えば、「大メコン川流域圏」という言葉をご存知でしょうか? タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーを含む、文字通りインドシナ半島を縦断するメコン川沿いの地域のことですが、ここで近年大きな産業道路や港湾、発電所、水道、工業団地などの建設が相次いでいます。
 結果、これまで比較的インフラが整備されているタイに進出していた企業が、人件費などの生産コストがより安いところを求めて拠点の移設や分散を始めるなど、「生産・物流の地図」が書き換わろうとしているのです。また、消費という観点からみても、共同体の設立によって人口六億人超という巨大市場が誕生することは、日本にとって大きな意味をもっています。
 すでにASEANビジネスをこれから始めようとされている方はもちろん、「最近ASEANってよく聞くな」と感じている方、あるいは旅行前に一通りの知識を仕入れておきたい方などに、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
(NHK出版 山北健司)

目次

第1章 ASEANが日本経済を動かす
第2章 「大メコン川流域圏」が生産・物流を変える
第3章 なぜマレー半島の国々は急成長できたのか
第4章 超巨大市場で日本はいかに戦っていくべきか
第5章 ASEANに「試練のとき」が忍び寄っている
終 章 これからのASEANとの付き合い方

商品情報

発売日
2014年05月10日
価格
定価:814円(本体740円)
判型
新書判
ページ数
208ページ
商品コード
0088434
Cコード
C0233(経済・財政・統計)
ISBN
978-4-14-088434-8