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写真と地図でめぐる軍都・東京

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NHK出版新書 457

写真と地図でめぐる軍都・東京

[著] 竹内正浩

発売日 2015年04月11日

新書

在庫あり

定価 1,100円(本体1,000円)

送料 110円

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商品紹介

読んで、歩いて戦後70年を「体感」する!

戦前、戦中期を通じて、東京は日本最大の軍都だった。近衛師団司令部をはじめ官衙がひしめいていた宮城(皇居)周辺や、大戦下の総司令部として機能した市ヶ谷、武器・弾薬の一大製造拠点だった十条・板橋など。そこに現在も残る軍事遺産を、当時最高精度を誇った米軍撮影の鮮明な空中写真や地図などを手掛かりにたどっていく。歴史ファンから、まち歩き好きまで読んでほしい一冊。

 写真と地図を手掛かりに東京を見てまわるという本は数多くありますが、本書はなかでも「軍都としての東京」という側面に内容を絞ったものです。ご存じの方も多いかもしれませんが、戦前、戦中と、東京は日本最大の軍都として大きな存在感を発揮していた都市です。近衛師団司令部をはじめ官衙がひしめいていた宮城(皇居)周辺や、大戦下の総司令部として機能した市ヶ谷、武器・弾薬の一大製造拠点だった十条・板橋など、東京の多くの町に軍に関係する何らかの施設がありました。都心から近郊に至るまで、本書ではそれらを徹底的に網羅するべく努めました。日本近現代史の大きな節目である「戦争」の記憶を、頭と体で体感するのにぜひ役立てていただければと思います。
(NHK出版 山北健司)

目次

第一部 都心に残る軍都の面影
宮城(皇居)/東京駅・銀座/日比谷・霞ヶ関/芝・汐留
コラム(1) 時流の転変であっけなく消えた銅像 築地・月島/麻布・青山/渋谷・駒場/新宿・代々木
コラム(2) 戦時下の「改描」と現代の「不記載」 戸山・大久保/市ヶ谷
コラム(3) 都心の軍学校のあわただしい郊外転出 小石川・本郷
コラム(4) 日本中に分布した軍直営の軍需工場 神田/両国・蔵前/上野
コラム(5) 都心の公園に仮埋葬された戦災遺体 大塚・音羽
コラム(6) 大規模な空襲を受けた都市一覧 池袋・目白第二部 近郊に広がる軍都の全貌 十条・板橋 駒沢・三軒茶屋
コラム(7) 師団と鎮守府が管轄した地域・海域 中野
コラム(8) 東京の刑務所の系譜と近郊移転 立川/相模原
コラム(9) 戦時下に続出した広域市町村合併 横須賀
コラム(10) 日本より緻密な1945年の米軍地図 津田沼

商品情報

発売日
2015年04月11日
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
判型
新書判
ページ数
224ページ
商品コード
0088457
Cコード
C0221(日本歴史)
ISBN
978-4-14-088457-7