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last updated Apr.1,2003. |
Humor
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バレンタインカードのrhyme(ライム・韻詩) |
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Happy Valentine's Day! 日本で女性から男性へ贈り物をする日として定着し、逆方向の贈答日ホワイトデーまで生み出したバレンタインデーですが、欧米では双方向の日で、ハートのアップリケからキャンディー、大人は花から身につけるものまで、贈り物を作ったり買ったり忙しいシーズンです。
もちろんカードが付きますが、そこに言葉や詩を添えるのが普通で、その詩の大御所がこれです。
Roses are red.
Violets are blue.
Sugar is sweet.
And so are you. |
バラは赤
スミレは青
砂糖は甘い
あなたも |
これはフランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーの超ベストセラー『レ・ミゼラブル』で歌われたものがもとで、翻訳版で英語圏に広まったと言います。
忘れられないスタートのシンプルさ、色合い。そこに砂糖の白が加われば、フランスはもちろん、英米の国旗も想起させるはずです。
また第2行と第4行の押韻が鮮やか。Violets are blue.のところで、そうか青とも言えるけど…と、blueへのこだわりを読者に持たせながら、So
are you.の youで、脚韻をすっきり完成です。
こうした韻詩を英語で rhyme(ライム)と呼びますが、メロディーなしのもので、英語国民の誰もが接する初めてのものと言えるでしょう。 |
愛を贈るという教育効果をにらみ、英語国では子供が小学校に上がる前から、バレンタインカード作りをさせられます。全員が小さなカードをクラスの人数分与えられ、Will
you be my Valentine?(私のバレンタインになってくれる?)、Valentine, will you be mine?(バレンタインよ、私のものになって)などの既存の文句を書き込み、贈り合います(Valentineという言葉が自分の愛する人を表すことがわかりますね)。
学年が上がれば Roses
are red...のライムをもじった作品をクラスで作ることもあります。巷のデパートやスーパーのカード売場でも、赤青白のライムを子供用や大人用にひねったものが並びますから、この韻詩をもじることは英語文化の一部となっていると言って間違いないでしょう。
では例を見ましょう。(下線部の)脚韻を踏むことがポイントです。
スタンダードなもじり(最後の2行を変えてあります)。
Roses are red.
Violets are blue.
If you'll be mine,
I'll always be true. |
バラは赤 スミレは青
私の人になってくれるなら
私はいつもあなただけのもの |
凝ったもじり(1&2行、3&4行が脚韻。19世紀の作品)。
Your eyes are
blue.
Your heart is true.
Your lips divine
When they met mine. |
あなたの瞳は青
あなたのハートは真実
あなたの唇は高貴
私の唇が合ったあのときの |
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こうした韻のセンスに子供っぽいユーモアを加えたものも大変多いのです。
Roses are red.
Violets are blue.
So are your eyes
And your lips, too. |
バラは赤
スミレは青
あなたの目もそう
唇も |
次も韻は踏んであるものの送られると迷惑です。
Roses are red.
Violets are blue.
Sugar is sweet.
And I hate you. |
バラは赤
スミレは青
砂糖は甘い
あなた大嫌い |
次は詩心のない不精な人のカード。
Roses are red.
Violets are blue.
I can't do the rest.
I'll leave it up to you. |
バラは赤
スミレは青
あとは作れない
あなたに任せる |
今度はうぬぼれの強すぎる人のカード。
Roses are red.
Violets are blue.
Sugar is sweet.
And I am, too. |
バラは赤
スミレは青
砂糖は甘い
私もね |
次はしりとりで前半も手を入れたもの。
Roses are red.
Red is wine.
Wine is sweet.
Sweetie, you're mine. |
バラは赤い
赤いはワイン
ワインは甘い
甘い人、あなたは私のもの(KT)。 |
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