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首相補佐官
戦後の政策決定を左右してきた霞ヶ関の官僚群。国民はその命運を彼らに託し、戦後の経済繁栄を謳歌してきた。だが、改革断行が求められるいま、政治権力は首相官邸が握らなければならない。そのためには、政策の立案から推進まで、首相を強力に補佐する首相補佐官が機能しなければならないのである。はたして、日本で補佐官たちは政策をリードできるか。また、政策の実現を果たせるか。戦後の補佐官たちの苦悩とドラマを検証しながら、その復権を提唱する。