イギリスを代表する脳神経外科医。オックスフォード大学で哲学・政治・経済を学んだあと、ロイヤル・フリー・メディカル・スクールで医学を学ぶ。1984年にロイヤル・カレッジ・オブ・サージャンズで特別研究員となり、87年にロンドンのアトキンソン・モーリー病院/セントジョージ病院の脳神経外科の専門医に就任。フルタイムで同病院に勤務したあと、現在は定年退職している。2010年、大英帝国勲章受勲。本書Do No Harmは「サンデー・タイムズ紙」「ニューヨーク・タイムズ紙」のベストセラーになったほか、「サウスバンク・スカイ・アーツ賞」「PEN・アッカーリー賞」を受賞、英国で10万部超を売り上げ、世界18カ国で話題のベストセラー・ノンフィクション。
マーシュ医師が覚醒下手術をおこない、脳腫瘍を摘出する手術のようすを撮影した番組!“Your Life in Their Hands”はロイヤル・テレビジョン・ソサエティーのゴールドメダルを獲得した。また彼のウクライナでの医療活動を中心に撮影したドキュメンタリー番組“The English Surgeon”はエミー賞など、世界各国で多数の賞を受賞した。