序文　ジョナサン・バルコム
はじめに
謝辞
ＰＡＲＴⅠ感情
第１章　人間を笑う：ユーモアといたずら
　　　　　ネズミは笑う
　　　　　ドタバタ喜劇といたずら
　　　　　ブラックユーモア
　　　　　クマの爆笑
　　　　　笑いは犬の特効薬

第２章　おしみなく与える：恩返しと協力
　　　　　贈り物をするカラス
　　　　　ヒョウアザラシのみつぎ物
　　　　　力を合わせて引っ張る
　　　　　イルカが漁のお手伝い

第３章　規則を守ろう：公平とズル
　　　　　もっとも公正な者が生き残る
　　　　　犬のフェアプレイ
　　　　　犯罪行為

第４章　そばにいて：友情
　　　　　友だちに助けてもらう
　　　　　平和な王国

第５章　楽しいことが好き：遊びと想像力
　　　　　働くばかりが能じゃない
　　　　　雪遊び
　　　　　イルカがフグで夢うつつ
　　　　　サーフィンするヤギ
　　　　　類人猿の想像力

第６章　わけへだてのない親切：思いやりと利他行動
　　　　　鼻は冷たくても心は温かい
　　　　　猫の秘密
　　　　　情け深いネズミ
　　　　　もっとも親切な者が生き残る
　　　　　種を超えて心を通わせる

第７章　神聖な気持ちになる：死と霊魂
　　　　　死を悲しむ
　　　　　神聖な気持ち


ＰＡＲＴⅡ知性
第８章　私は誰？：自意識
　　　　　鏡よ、鏡
　　　　　自分が基準
　　　　　名前で呼んで
　　　　　オウムのひとりごと

第９章　動物とおしゃべりしたい：言語
　　　　　プレーリードッグの町のうわさ
　　　　　盗聴するフクロウ
　　　　　イルカ語を話すシャチとクジラ語で夢を見るイルカ
　　　　　言葉を追いかけるボーダーコリー
　　　　　共通の言語をもつ夢：類人猿におしゃべりを教える

第10章　かぞえる：数の認識
　　　　　クマは森で数をかぞえているのか
　　　　　カラスもかぞえる
　　　　　算数のできるヒヨコ
　　　　　アレックスの驚くべき数学的頭脳

第11章　野生の王国のテクノロジー：道具を使う
　　　　　チンパンジーの石器時代
　　　　　ちょいと一杯：チンパンジーのショットグラス
　　　　　ニューカレドニアカラスの商売道具
　　　　　カラスと水差し
　　　　　アリの小さな道具箱

第12章　道を見つける：空間認識能力
　　　　　星をたよりに泳ぐアザラシ
　　　　　神聖なスカラベの天体図
　　　　　鍵が見つからないなら、ホシガラスにきいてみよう
　　　　　目印の看板

第13章　芸術のための芸術：創造力と美的感覚
　　　　　絵を描く動物
　　　　　ニワシドリがつくる理想の家
　　　　　世の中すべて舞台

第14章　知能指数を考えなおそう：動物の脳力
　　　　　頭脳をもつ軟体動物
　　　　　スマートボディ
　　　　　チンパンジーは記憶力のチャンピオン
　　　　　理屈で魚をつかまえる
　　　　　イルカの駆け引き術
　　　　　知的生命体を探そう

原注
参考文献