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データでいのちを描く
NHKスペシャル「AIに聞いてみた」「震災ビッグデータ」「沖縄戦 全記録」「原爆死」
NHKの誇る異能のディレクターが、ビッグデータとAIの“ほんとうの可能性”を説く!
著者は、2012~15年にかけて放送された、NHKスペシャル「震災ビッグデータ」シリーズ以降、ビッグデータを切り口にしたいくつもの番組に携わってきた。
さまざまなビッグデータを迅速に解析し、スクープを引き出し、それを正確かつ美しいビジュアルで提示する。NHKスペシャルとNHKの調査報道に変化をもたらした彼は、今、AIを自ら開発・プログラミングして、番組づくりに活用している。それはいったいなぜなのか――。
ITのフィールドや先端的なメディアから、「データ・アナリティクスの専門家」としても注目を集める著者が、データ分析の秘める可能性をひも解く1冊。
データ分析の手法で新たな知見を導き出す、
著者オリジナルの「データ・ジャーナリズム」とは!?
・“全量全種収集”の超情報戦。
・技術革新で、1000倍の効率化を目指す。
・データで描いた“景色”を取材する。
・社会課題解決型AIは「道具」ではない、ブレイン(知的参謀)である。
・ディープラーニングが最強、なわけではない。
・AIの“頭”を叩き割る。
・10秒で1000万人に伝える技術。
データが日々の暮らしからどのように生まれるのか、
そして、そのデータとどのようにつきあうのか。
データというものについて正しい理解を深めることが、
現代を生きるための基礎的な教養だと私は考えています。
なぜかと言えば、私たちの日常と密接につながっているから、です。
企画会議の準備をするとき、家族旅行のプランを練るとき、
私たちは常にデータを収集し、理解し、判断を下すことが求められます。
否応なしにデータを乗りこなさなければいけません。
テレビディレクターの私は、これまで社会に存在する
多種多様なデータを分析することで番組を制作してきました。
アプローチは、ビッグデータ解析とAIです。
本書では、その経験を基に、技術的・専門的な解説は最低限にとどめ、
ビッグデータ解析とAIを活用することで
データから引き出せる可能性について考えていきたいと思います。