『杉田敏の現代ビジネス英語 2024年春号』の全ての音声(4Lesson分のVignetteとWords & Phrases。音声ダウンロードで聴けるものと同じ音声)が無料で聴けるようになりました(期間限定)。1Lessonが聞ける期間は1か月。「毎日規則正しく学習したい」「放送を聴くように受講したい」という方にお勧めです。「英文と訳を見ながら学習したい」という方は、別途ムックをご購入ください。
ニューヨークのレストランでは本当に、サービスの質が低下しつつあるようだ、とティム・ブランコは言っています。人手不足のため、接客係が忙しすぎるのです。人手不足は、レストラン業界では特に深刻なようです。ロックダウンの日々が終わって、労働市場全体が緩やかな回復の兆しを見せていますが、レストラン経営者は今でも人手不足の問題に取り組んでいます。
人手不足によって、多くのレストランのメニューが縮小される傾向にあるようです。しかしレストランにおける新しいトレンドのすべてが、困った問題から生じているわけではありません。健康志向の食事を好む人が増加したため、レストランは、無添加の料理や100パーセント天然の食材のみで作った料理にはメニューでしるしをつけるようになりました。
アルコールの摂取量を減らしているアメリカ人は年々増えつつあるので、ノンアルコールビールやモクテルが人気を博しています。また、人々が年々、肉の摂取量を減らしているので、ビーガン料理の種類が増え、フレキシタリアンやベジタリアンの人たちが、ビーガン料理をますます好むようになりました。デリバリーサービスは人気があり、増加傾向にあるようです。
日本には「2024年問題」がある、と井出恭平が説明しています。それは物流業界にとって大きな問題で、深刻なトラック運転手不足を招き、経済全体に重大な影響を与える可能性があります。また、医師や建設作業員、バスやタクシーの運転手など、長時間働くことが多いすべての人に影響を与えるのです。
持続可能性も重要な問題です。水質汚染やプラスチック廃棄物への懸念から、多くの人が、これまで当たり前だと思ってきた習慣を厳しい目で見直すようになりました。プラスチック製のストローやカップ、ふた、持ち帰り用の袋といった定番のものは必要なのだろうか、と疑問に思うようになっています。解決策は何なのでしょう。