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佐野洋子の「なに食ってんだ」
すこしなめてみました。ちょっとだけしょっぱい。「なに食ってんだ」ときゅうにおとうさんの声がしたので、わたしはびっくりしました。──《本文【石】より》
“石”から“銀座の握り寿司”まで、「口に入れたもの」のエピソードの数々を、すべての著作から厳選して抜粋。『100万回生きたねこ』で知られる佐野洋子が、食べ、描き、書いた“食”の世界を堪能する。