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日本の魚は大丈夫か
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NHK出版新書 360
[著] 勝川俊雄
発売日 2011年09月10日
品切れ
定価 814円(本体740円)
送料 110円
資源枯渇と魚価安で、衰退の一途を辿る日本の漁業。既得権でがんじがらめの「水産ムラ」にいまメスを入れなければ、漁業者の暮らしは救われず、食卓から国産の魚が消える日も近いだろう。しかし、適切な資源管理と健全な組合経営で、日本は世界有数の豊かな漁業と海と食卓を取り戻せる――。改革派の旗手が三陸復興への思いを込めて描く、持続的で儲かる漁業の未来図。魚の放射能汚染についても解説。
1972年東京都生まれ。三重大学生物資源学部准教授。専門は水産資源管理と資源解析。東京大学農学生命科学研究科にて博士号取得。東京大学海洋研究所助教を経て現職。日本水産学会論文賞および日本水産学会奨励賞を受賞。研究の傍ら、政策提言のほか、漁業者や消費者とともに持続可能な水産資源管理や漁業の制度改革に向けて活動を行う。監訳に『魚のいない海』(フィリップ・キュリー/イヴ・ミンスレー著、NTT出版)。公式サイト http://katukawa.com/ ツイッターアカウント @katukawa(撮影・尾崎 誠)