マイコンテンツや、お客様情報・注文履歴を確認できます。
閉じる
0
0
カートを見る

カートに追加されました

お支払いに進む

食の安心 何をどう守るのか

閉じる

NHK出版新書 370

総力取材!

食の安心 何をどう守るのか

[著] NHKスペシャル「日本新生」取材班

発売日 2012年02月10日

新書

品切れ

定価 814円(本体740円)

送料 110円

売り切れました
同じシリーズの商品を見る

この商品を買った人はこんな商品を買っています

エネルギーを選ぶ時代は来るのか

商品紹介

科学と政治への信頼崩壊がリスクを生む

原発事故によって引き起こされた食への不安。放射能汚染のリスクだけでなく、政府や科学者が提示する基準値や情報への疑念・不信感から起こる風評被害も加わり、一向にとどまる気配を見せない。専門家でも答えを出すことが出来ないリスクに対して、私たちはどう立ち向かえばいいのか。放射性物質除去の最新技術から食品流通の改革、さらには生産者と消費者の融合まで、徹底取材からの提言!

 原発事故による放射能汚染は、私たちの食生活を一変させました。あの日以来、政府・マスコミ・インターネットから流される数値や情報の “真偽”をめぐって、賛否両論の議論が闘わされています。このことで、いわゆる「風評被害」によって廃業を余儀なくされる生産者も後を絶ちません。一方、消費者の心情としては“安全と言われても不安、少しでも危険じゃないモノを”というのもやむを得ないところでしょう。
 残念ながら、放射性物質の危険性ついては、科学者の間でも意見が分かれおり、今のところ誰もが安心できるような「完全な答え」は存在しません。また「危険性」や「安心」というものは、個々人によって捉え方が違うものでもあります。ある意味、袋小路とも言える状況ですが、では、私たちにできることはないのでしょうか? そうではありません。
NHK取材班の総力取材から見えてきたことは、「技術」「流通改善」「生産者と消費者の融合」という3つのキーワードです。放射性セシウムを99.9%除去する技術、安価で素早い検査が可能な測定器、ITを駆使した流通、トレーサビリティ、全量全品検査、消費者が生産に参加する新しい農業のあり方など、本書では、食の安心を取り戻すための先進的な取り組みを数多く取り上げていきます。その中には、私たち一人ひとりができることも含まれています。食の安心をどうやって守るのか。様々な教訓やヒントが満載の一冊です。
(NHK出版 伊藤周一朗)

目次

序章 食の安心を取り戻すために、いま何をすべきか
第1章 数値が“安全”でも“安心”できない
第2章 技術による食の安心
第3章 流通システムによる食の安心
第4章 消費者と生産者の融合で究極の安心を
終章 全員参加で安心社会を創造する

商品情報

発売日
2012年02月10日
価格
定価:814円(本体740円)
判型
新書判
ページ数
192ページ
商品コード
0088370
Cコード
C0236(社会)
ISBN
978-4-14-088370-9