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日本百銘菓

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NHK出版新書 555

日本百銘菓

[著] 中尾 隆之

発売日 2018年07月10日

新書

在庫あり

定価 1,100円(本体1,000円)

送料 110円

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商品紹介

これらの銘菓を食べずして、日本という国は語れない──。

知る人ぞ知る実力派銘菓から、定番土産の驚くべき秘話まで──。日本全国に無数に存在する銘菓のなかから、「死ぬまでに食べたい逸品」や「唯一無二のユニーク秀菓」など、八つの見地で100種を厳選。銘菓がもっとおいしくなる雑学を添え、エッセイ形式で紹介する。全国をくまなく歩き続けた旅行作家による、40年に及ぶ取材の集大成が一冊に! 旅行・出張に必携のオールカラー。

目次

はじめに

第1章 死ぬまでに食べたい絶品銘菓15
 名菓舌鼓(山口県山口市・山陰堂)──皮と餡がとろける求肥餅
 清浄歓喜団(京都府京都市・亀屋清永)──唐から伝来した供え菓子
 小城の朔羊羹(佐賀県小城市・村岡総本舗)──年に六回限定販売の別製本煉り 
 上り羊羹(愛知県名古屋市・美濃忠)──独自の境地に達した蒸し羊羹
 夏柑糖(京都府京都市・老松)──ふるふる食感が楽しい夏の涼菓
 葛ふくさ(大阪府大阪市・菊壽堂義信)──一七代続く老舗の逸品 
 栗きんとん(岐阜県中津川市・すや)──贅沢ここに極まれり
 栗甘美(新潟県長岡市・越乃雪本舗大和屋)──口中に広がる栗の旨み
 長寿芋(滋賀県近江八幡市・たねや)──誰もが好きになる芋菓子
 空也もなか(東京都中央区・空也)──焦がし皮がたまらない名物最中
 八雲小倉(島根県松江市・風月堂)──入手困難のカステラ羊羹
 シャルロット・オ・ショコラ(福岡県福岡市・パティスリーイチリュウ)──うっとりのチョコケーキ
 グーテ・デ・ロワ ソレイユ(群馬県高崎市・ガトーフェスタハラダ)──シリーズ最高峰の限定品
 道喜粽(京都府京都市・川端道喜)──一子相伝の風雅な節句菓子
 花園万頭(東京都新宿区・花園万頭)──日本一高く、日本一うまい

第2章 原点を伝える逸品銘菓20(上)
    ──饅頭・羊羹・最中・煎餅・どらやき
 志ほせ饅頭(東京都中央区・塩瀬総本家)──天皇や将軍が愛した饅頭
 虎屋饅頭(東京都港区・とらや)──惚れ惚れとする酒饅頭の元祖
 湯乃花饅頭(群馬県渋川市・勝月堂)──温泉饅頭の茶色を考案
 極上本煉羊羹(和歌山県和歌山市・総本家駿河屋)──五〇〇年余の歴史を誇る煉り羊羹
 追分羊かん(静岡県静岡市・追分羊かん)──徳川慶喜が好んだ蒸し羊羹
 壺形最中(東京都文京区・壺屋總本店)──明治維新を乗り越えて
 亀の甲せんべい(山口県下関市・江戸金)──艶よく甘く砕ける逸品
 源兵衛せんべい(埼玉県草加市・豊納源兵衛)──草加煎餅の元祖的存在
 どらやき(東京都台東区・うさぎや)──ふっくら系どらやきの代表格
 どら焼(京都府京都市・笹屋伊織)──東寺ゆかりの銘菓

第3章 原点を伝える逸品銘菓20(下)
    ──きんつば・村雨・落雁・飴・餅
 名代金鍔(東京都中央区・榮太樓總本舗)──舌先に響く小豆の香ばしさ
 元祖髙砂きんつば(兵庫県神戸市・本髙砂屋)──飽きの来ない小豆の甘さ
 梅花むらさめ(大阪府岸和田市・小山梅花堂)──もちもちほろほろの食感
 京観世(京都府京都市・鶴屋??信)──絶妙な餡のしっとり感
 長生殿(石川県金沢市・森八)──風雅の極みにたどり着いた逸品
 元祖秋田諸越(秋田県秋田市・杉山壽山堂)──淡雪のように広がる甘さ
 じろあめ(石川県金沢市・俵屋)──栄養価も高い至高の水飴
 翁飴(新潟県上越市・髙橋孫左衛門商店)──四〇〇年の歴史を誇る店の看板菓子
 御城之口餅(奈良県大和郡山市・本家菊屋)──秀吉が大いに喜んだ鶯餅
 赤福(三重県伊勢市・赤福)──きめ細かな餡にうっとり

第4章 迷わず選びたい出張土産10
 博多通りもん(福岡県福岡市・明月堂)──一気に土産売り場を席巻した秘密
 山田屋まんじゅう(愛媛県松山市・山田屋)──一子相伝の松山銘菓
 もみじまんじゅう(広島県廿日市市・藤い屋)──定番銘菓のエース格
 百楽(大阪府大阪市・鶴屋八幡)──商人の街で愛される正統派最中
 阿闍梨餅(京都府京都市・満月)──万人が好むもちもちの饅頭
 ゆかり(愛知県東海市・坂角総本舗)──濃厚な香りが立つエビ煎餅
 きんつば(石川県金沢市・中田屋)──このうえない小豆の旨み
 東京ばな奈「見ぃつけたっ」(東京都杉並区・グレープストーン)──最激戦区の代表銘菓
 萩の月(宮城県仙台市・菓匠三全)──全国に類似商品を生んだパイオニア
 白い恋人(北海道札幌市・石屋製菓)──知名度抜群の地域限定商品

第5章 歴史・風土が生きる伝統銘菓15
 軽羹(鹿児島県鹿児島市・明石屋)──島津家が好んだ「殿様菓子」
 若草(島根県松江市・彩雲堂)──不昧公好みの鮮やかな茶菓
 玉椿(兵庫県姫路市・伊勢屋本店)──可憐にして美味な生菓子
 をちこち(愛知県名古屋市・両口屋是清)──層ごとに異なる食感が楽しい棹菓子
 カステラ(長崎県長崎市・カステラ本家 福砂屋)──南蛮文化が生んだ伝統菓子
 丸房露(佐賀県佐賀市・鶴屋)──佐賀市に伝わるソウルフード
 一六タルト(愛媛県松山市・一六本舗)──名は洋風なれど日本の菓子
 けし餅(大阪府堺市・小島屋)──与謝野晶子の大好物
 雪月花(大分県大分市・橘柚庵古後老舗)──柚子の香りが清々しい煎餅
 聖護院八ッ橋(京都府京都市・聖護院八ッ橋総本店)──人生半ばを過ぎてこそわかる風味
 玉だれ杏(長野県長野市・長野 ?月堂)──池波正太郎も薦めた善光寺名物
 栗羊羹(千葉県成田市・なごみの米屋總本店)──参拝客を魅了して一〇〇余年
 水戸の梅(茨城県水戸市・亀じるし)──県を代表する看板銘菓
 梅不し(高知県高知市・西川屋老舗)──梅の香りが鼻孔をくすぐる
 ハスカップジュエリー(北海道千歳市・もりもと)──大人の個性的クッキー

第6章 知る人ぞ知る実力派銘菓10
 美貴もなか(熊本県水俣市・柳屋本舗)──一店主義を貫いて八五年
 栗饅頭(長崎県長崎市・田中旭榮堂)──長崎市民が愛する老舗の味
 木守(香川県高松市・三友堂)──極めて珍しい柿餡の煎餅
 小男鹿(徳島県徳島市・小男鹿本舗 冨士屋)──口当たりしっとりの蒸し菓子
 関の戸(三重県亀山市・深川屋)──旅の疲れも吹き飛ぶ宿場町の銘菓
 黒大奴(静岡県島田市・清水屋)──菓子通もうなるツヤツヤのあんこ玉
 開運老松(長野県松本市・開運堂)──縁起のよいユニークな蒸し菓子
 十万石まんじゅう(埼玉県行田市・十万石ふくさや)──驚くほど飽きのこない饅頭
 饗の山(岩手県岩泉町・中松屋)──人里離れた地の人気銘菓
 はこだて大三坂(北海道七飯町・菓子舗喜夢良)──雑誌にもなかなか載らない洋風和菓子

第7章 和洋折衷が楽しい新感覚銘菓10
 ざびえる(大分県大分市・ざびえる本舗)──五〇年の歴史をもつ和洋折衷菓子
 紅いもタルト(沖縄県読谷村・御菓子御殿)──沖縄みやげの新定番
 うなぎパイ(静岡県浜松市・春華堂)──新幹線開通で売り上げもうなぎのぼり
 鳩サブレー(神奈川県鎌倉市・豊島屋)──鎌倉生まれの東京みやげ
 さが錦(佐賀県佐賀市・村岡屋)──職人の技が光る雅な逸品
 華(京都府京都市・鼓月)──千年の古都に吹く洋の風
 反魂旦(富山県高岡市・美都家)──薬の街が生んだココア饅頭
 ままどおる(福島県郡山市・三万石)──県を代表する人気洋風銘菓
 喜久福(宮城県仙台市・お茶の井ヶ田喜久水庵)──和洋のバランスが絶妙なクリーム大福
 マルセイバターサンド(北海道帯広市・六花亭)──開墾精神を伝える大人のお菓子

第8章 唯一無二のユニーク銘菓10
 鶏卵素?(福岡県福岡市・松屋)──つゆにつけないようご用心
 一〇香(長崎県長崎市・茂木一まる香本家)──中が空洞の不思議な焼き菓子
 夏蜜柑丸漬(山口県萩市・光國本店)──息を?むほど美しい逸品
 陸乃宝珠(東京都中央区・源 吉兆庵)──マスカット丸ごとの夏季限定品
 丸柚餅子(石川県輪島市・柚餅子総本家中浦屋)──老舗専門店のみごとな手仕事
 気になるリンゴ(青森県弘前市・ラグノオささき)──インパクト大の果実菓子
 茶壽器(京都府京都市・甘春堂)──丸ごと食べられる茶器のお菓子
 御目出糖(東京都中央区・萬年堂)──赤飯にも似た祝い菓子
 ごま摺り団子(岩手県一関市・菓匠松栄堂)──ご機嫌伺いの最終手段?
 ワイロ最中(静岡県牧之原市・桃林堂)──田沼も驚くしたごころ

第9章 本当は教えたくない我が偏愛銘菓10
 塩味饅頭(兵庫県赤穂市・元祖播磨屋)──塩が引き立てるさわやかな甘み
 源氏巻(島根県津和野町・山田竹風軒本店)──「山陰の小京都」に伝わるカステラ巻き
 元祖冨貴豆(山形県山形市・まめや)──手が止まらない秘伝の味
 おいらんふろう濡甘納豆(群馬県中之条町・高田屋菓子舗)──本当は秘密にしたい逸品
 愛宕下羊羹(静岡県掛川市・愛宕下羊羹)──売り切れ必至の力強い味
 古代秩父煉羊羹(埼玉県小鹿野町・太田甘池堂)──懐かしさを覚える名品
 柴田のモナカ(愛媛県四国中央市・白賁堂)──手づくり誇る四国の秀菓
 鹿の子餅(富山県高岡市・不破福寿堂)──気持ちも丸くなるふわふわの餅菓子
 長八の龍(静岡県松崎町・梅月園)─

商品情報

発売日
2018年07月10日
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
判型
新書判
ページ数
224ページ
商品コード
0088555
Cコード
C0295(日本文学評論 随筆 その他)
ISBN
978-4-14-088555-0