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藤田嗣治がわかれば絵画がわかる

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NHK出版新書 559

藤田嗣治がわかれば絵画がわかる

[著] 布施 英利

発売日 2018年08月10日

新書

品切れ

定価 1,100円(本体1,000円)

送料 110円

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商品紹介

あなたは本当に知っていますか?この日本近代最大の画家を――

1920年代のパリで一世を風靡し、日本人画家として初めて西洋で成功した藤田嗣治。裸婦画や戦争画、宗教画まで様々な作品を手がけ、毀誉褒貶相半ばする画家は、文学で例えるならば夏目漱石の存在感に匹敵するほど、その後の美術界に鮮烈なインパクトを残した。没後50年の今、「鏡」「線」「色彩」という3つの視点から作品世界を一望し、そこから絵画という芸術表現の本当の見方を導く。

目次

はじめに──日本近代における最大スケールの画家

■Ⅰ部 鏡
第1章 フジタの自画像
 1 フジタとは
 2 髪型、眼鏡、ピアス、ちょび髭、猫と裸婦
 3 自画像とは何か

第2章 フジタの戦争画
 1 もう一つの自画像
 2 戦争の光景を見つめる
 3 前半期の戦争画
 4 後半期の戦争画
 5 フジタの戦争画とは何だったのか

第3章 鏡と絵画
 1 「パリの画家」としての、1886年~1929年
 2 「戦争画家」としての、1929年~1949年
 3 「レオノール・フジタ」としての、1949年~1968年
 4 「鏡」としての画家人生
 5 鏡としての絵画──『モナリザ』を例に

■Ⅱ部 線
第4章 極細の線
 1 フジタの「線」
 2 日本美術の線
 3 ボッティチェリの線

第5章 フジタの裸婦と猫
 1 美術の中のヌード
 2 フジタの裸婦像
 3 フジタの男性裸体像
 4 猫というアイコン
 5 フジタの線は、超絶技巧なのか?
 6 その線のルーツ

■Ⅲ部 色彩
第6章 絵画における色彩とは
 1 フジタと「赤」
 2 色彩の理論1──色相環
 3 色彩の理論2──黒と白と灰色
 4 色彩の効果──ラファエロの絵を例に
 5 フジタ絵画の色彩──子どもの絵を例に

第7章 フジタの宗教画
 1 西洋人、そしてキリスト教徒へ
 2 フジタとキリスト教絵画
 3 メゾン・アトリエ・フジタの宗教絵画
 4 礼拝堂の宗教絵画
 5 すべてが夢の中

おわりに──その後の日本美術
主要参考文献

商品情報

発売日
2018年08月10日
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
判型
新書判
ページ数
256ページ(内カラー24ページ)
商品コード
0088559
Cコード
C0271(絵画・彫刻)
ISBN
978-4-14-088559-8