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フロムに学ぶ 「愛する」ための心理学

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NHK出版新書 573

フロムに学ぶ 「愛する」ための心理学

[著] 鈴木 晶

発売日 2019年01月10日

新書

在庫あり

定価 858円(本体780円)

送料 110円

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商品紹介

現代人は、愛を誤解している!

「恋に落ちる」という最初の体験と「愛している」という持続的な状態を混同してはいけない。愛は、誰もが生まれながらに持っているものではなく、学ぶべきものだ──。アドラーの「勇気」からフロムの「愛」へ。世界的ベストセラー『愛するということ』の翻訳者が、フロム心理学の奥義を極める。

目次

    はじめに──今だからこそ読む価値がある

第1章 愛は技術である
    愛について学ぶ必要なんてあるのか
    恋愛に不器用になった若者たち
    「一人で満足」の真実
    ひきこもりとストーカー
    「愛される」ことよりも「愛する」こと
    「愛は対象の問題」という誤解
    恋は「落ちる」もの?

第2章 フロムって、いったい誰?
    第一次世界大戦の衝撃
    フロイト、そしてマルクスへ
    ファシズムの出現と人間への疑問

第3章 孤独の克服
    人間は自然から引き剝がされた
    人間は一人では生きていけない
    孤独の克服①──「祝祭的興奮状態」
    孤独の克服②──「集団への同調」
    孤独の克服③──「創造的活動」
    「共棲的結合」=未成熟な愛の形
    「生産的構え」と「非生産的構え」
    愛の本質に気づくために
    「成熟した愛」とは何か
    愛は受動的ではなく能動的である
    「与える」とは「生み出す」こと
    愛に必要な四つの能動的性質

第4章 愛はどこからきたのか
    愛のルーツは母性愛
    「愛される」から「愛する」へ
    父親の愛は条件つき
    兄弟愛とは人類愛のこと
    「よそ者」の本質に触れる
    母性愛のもう一つの側面
    「本当に愛情深い母親」とは
    「恋愛」は相手との一体化を欲する
    愛とは意志である
    自己愛とエネルギー
    自己愛と利己主義は正反対
    自分を愛せる人だけが他者を愛せる

第5章 現代社会における愛
    愛に取って代わる「偽りの愛」
    資本主義が人間を変えた
    疎外された現代人
    現代の結婚事情
    愛とセックス
    売春──商品としてのセックス
    「おひとりさま」という生き方
    なぜマザコンが増えたのか
    「未熟さ」を好む日本人

第6章 愛の習練
    愛の技術の前提条件
    自分で自分に「規律」を課す
    「集中」して内なる声に耳をかたむける
    「忍耐」が苦手な現代人
    ジコチューを克服して理性をもつ
    「理にかなった信念」と「根拠のない信念」
    愛を経験して人は成熟する
    愛のある社会は実現可能か?
    思考停止にならないこと
    
    おわりに

商品情報

発売日
2019年01月10日
価格
定価:858円(本体780円)
判型
新書判
ページ数
216ページ
商品コード
0088573
Cコード
C0211(心理(学))
ISBN
978-4-14-088573-4