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日本語と論理
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NHK出版新書 600
[著] 飯田 隆
発売日 2019年09月10日
在庫あり
定価 1,045円(本体950円)
送料 110円
なぜ「多くのこども」と「こどもの多く」は違う意味になるのか? なぜケーキを三個「食べてよい」は「以上」で、「食べなくてはならない」は「以下」を意味するのか? 「三人の男」ではなく「三冊の男」で意味が通じる理由は? オスは卵を産めないのに「ペンギンは卵を産む」と言えるのはなぜか?ありふれた日常の表現に潜む奥深い「謎」に、言語哲学の大家が満を持して挑む。通巻600号にふさわしい前代未聞の一冊!
1948年、北海道生まれ。主に言語と論理にかかわる問題を扱ってきた哲学者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学。熊本大学、千葉大学、慶應義塾大学、日本大学で教え、科学基礎論学会理事長と日本哲学会会長を務めた。慶應義塾大学名誉教授。著書に『言語哲学大全』Ⅰ─Ⅳ(勁草書房)、『ウィトゲンシュタイン』(講談社)、『規則と意味のパラドックス』『新哲学対話』(筑摩書房)、編著に『ウィトゲンシュタイン読本』(法政大学出版局)など多数。