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プラトン哲学への旅
えっ!? 紀元前のアテナイでソクラテスと愛について対話する?
当代一のプラトン研究者が、名著『饗宴』を再現して挑む、驚きのギリシア哲学入門書!
本書は、哲学者プラトンの代表作で、古代ギリシア語の散文作品として名高い『饗宴』のなかに、語り手の「私」(「現代からの客人」)が列席し、ソクラテスら演説者たちと「愛(エロース)」をテーマに競演する、類を見ない教養新書である。「哲学(フィロソフィア)」という言葉は「知(ソフィア)」を「愛し求める(フィレイン)」という意味の合成語。哲学=愛であることが、いま明かされる。
本書が取り上げるのは、古代ギリシアの哲学者プラトンの代表作で、古典ギリシア語の散文作品として名高い『饗宴』です。この作品を取り上げることで、三つのテーマが浮かび上がります。
古代ギリシア、哲学、そして、愛です。
……愛するとはどういうことか。誘われ、競いつつ、求める。そのなかで、出会う。そして、乱れる。プラトン哲学への旅は、そうして愛の道を辿ることになるはずです。この旅がどこにつづくのか、それは、体験してはじめて分かることでしょう。