マイコンテンツや、お客様情報・注文履歴を確認できます。
閉じる
0
0
カートを見る

カートに追加されました

お支払いに進む

活動家一丁あがり!

閉じる

NHK出版新書 343

活動家一丁あがり! 社会にモノ言うはじめの一歩

[著] 湯浅誠 [著] 一丁あがり実行委員会

発売日 2011年03月10日

新書

品切れ

定価 858円(本体780円)

送料 110円

売り切れました
同じシリーズの商品を見る

商品紹介

活動するって楽しい! 一億総「評論家」から総「実践者」へ

「より生きやすい『場』をつくる人」――現代における新たな「活動家」像を提示しながら、市民一人ひとりが、自らの問題意識の中から声を発信し、社会を動かしていく方法と勇気を与える一冊。

「菅内閣は官僚に取り込まれてしまってもうダメだ」「民主党も自民党も『国民生活が第一』といいながら政争に明け暮れてけしからん」――そうやって政治意識を高めることが大切なことは重々承知で、あえて問いたい。TVや新聞を見ながら政治家に毒づく前に、自らこの社会をよりよくするために具体的に行動を起こしているのか、と。「言うは易し、行うは難し」、自戒の念を込めてつくづくそう思う今日この頃。
 本書のベースとなっているのは、2009年春からスタートした本書名と同名の特別講座の実践記録である。この講座の存在を新聞記事で知り、何度か見学させてもらって、まず感じたことは、新たな時代の「活動家」を目指す受講生たちが、自らの足元をみつめながら、そこからそれぞれの活動のテーマを立ち上げているということ。この講座を運営する実行委員たち(すなわち本書の著者たち)は、湯浅誠氏をはじめ主に「貧困と労働」の現場にいる活動家である。しかし、受講生たちのテーマはそれにとらわれることなく多岐に渡っている。就活、派遣切り、生殖技術、会社にしがみつかない生き方……人は自分とは関係のない大きな問題では偉そうなことは言えても、どうしたって自分の足元の問題については「もの言えば唇寒し」でなかなか「NO」とは言えないもの。本書の中でドキュメンタリーとして、ときにマンガ仕立てで描かれる、そこをふんばって一歩踏み出していこうとする受講生の姿は頼もしく、感動的ですらある。
 先ごろ、「活動家一丁あがり!」の受講生を含む現役学生・学生OBたちが「就活が抱える課題に関する院内集会」を参議院会館で開き、現在の就活という慣行がもたらす弊害を熱くアピールし、国会議員に申し入れを行った。黙っていては何も始まらない。「評論家」をやっていたんじゃつまらない。自分の足元から声をどう発し、社会に広げていくか。本書は、その具体的な方法論とともに、読者の方々一人ひとりを実際の行動へと向かわせる勇気を与えてくれるものであると信じる。
(NHK出版 高井健太郎)

目次

序章 「活動家」を新たに定義する第一章 なぜ今、「活動家」が必要なのか
第二章 現代の「貧困」と「労働」
第三章 「就活のバカヤロー!」と叫びたい
第四章 職を奪われたからこそ、助けたい
第五章 「生殖技術」について考えたい
第六章 オルタナティブな生き方を見つけたい
第七章 活動家の経済学終章 さあ、一緒に活動家になろう!
※マンガ「活動家一丁あがり!」(作:イラ姫)も収載!!

商品情報

発売日
2011年03月10日
価格
定価:858円(本体780円)
判型
新書判
ページ数
232ページ
商品コード
0088343
Cコード
C0295(日本文学評論 随筆 その他)
ISBN
978-4-14-088343-3