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銀河系惑星学の挑戦

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NHK出版新書 477

銀河系惑星学の挑戦 地球外生命の可能性をさぐる

[著] 松井孝典

発売日 2015年12月11日

新書

品切れ

定価 858円(本体780円)

送料 110円

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商品紹介

天文学の最先端が、SFの世界観に近づいてきた!

1995年の系外惑星(太陽系の外の惑星)発見以降、惑星学のフィールドは太陽系から銀河系へとドラスティックに変化し続けている。太陽系と系外惑星の異なる点や、惑星や惑星系の生まれ方といった基本的知識から、系外惑星探査の最前線まで、惑星科学分野の泰斗である著者が易しく網羅的に描く、驚きと興奮に満ちた一冊。

 太陽のまわりを回る、太陽系の惑星は全部で8個。子どもの頃に習った「水金地火木…」を覚えている方も多いでしょう。
 では、太陽系の「外」には、惑星はいくつ存在するでしょうか。現在までに2000個近くが見つかっています。はるか遠くにある惑星の明るさは、恒星の100億分の1という気の遠くなる数字。惑星を見つけ出すのは至難の業です。こうした惑星の成り立ちを知るには、物理・化学・生物・地学といった理科の総合的な知識が必要です。本書は、惑星はどのように生まれるのか、なぜ球形なのか、なぜ自らの重力でつぶれないのか、といった基礎知識を補いながら、最新の惑星探査や地球外生命の可能性に迫る一冊です。
 今からわずか20年前まで、宇宙に太陽系以外の惑星(系外惑星)が存在するかどうかは全くの謎とされていました。それが根底から覆ったのが1995年。以来、人類は探査機や望遠鏡を用いて、「地球に似た惑星」や「生命が存在する可能性のある惑星」を次々と見つけています。今や、人類の探査の舞台は太陽系から銀河系へと移り、「銀河系惑星学」の時代が到来したと言えるのです。
 著者は惑星研究の第一人者。人類が初めて地球以外の天体に降り立った「アポロ計画」、そして系外惑星発見という2つの大きな節目をリアルタイムで経験し、「現在ほど惑星研究が大きく進歩していく時代はない」と言います。天文学者たちの試行錯誤と熱い思いが支えてきた、「銀河系惑星学」の世界をのぞいてみませんか。
 ちなみに冥王星は、2006年に「もう惑星ではない」と宣言されてしまいました。その理由も本書で!
(NHK出版 佐伯史織)

目次

第1章 SFに追いついた天文学――惑星探査の現状
第2章 人と惑星――コペルニクス的転換が起こるまで
第3章 太陽系の誕生
第4章 惑星系はこうして生まれる
第5章 惑星の新しい定義とは
第6章 銀河系惑星学を拓いた二大発見
第7章 生命を宿す星はあるのか

商品情報

発売日
2015年12月11日
価格
定価:858円(本体780円)
判型
新書判
ページ数
248ページ
商品コード
0088477
Cコード
C0244(天文・地学)
ISBN
978-4-14-088477-5