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ローマ史再考

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NHKブックス No.1265

ローマ史再考 なぜ「首都」コンスタンティノープルが生まれたのか

[著] 田中 創

発売日 2020年08月27日

新書

在庫あり

定価 1,540円(本体1,400円)

送料 110円

商品紹介

西欧中心のローマ史観を根底からくつがえす

「ローマ史は五賢帝時代がピークで、あとは下降線」。世界史を学んだ人が抱くこんなイメージは、18世紀イギリスの歴史家エドワード・ギボンが印象的に描き出したもので、日本にも広く知れ渡っている。しかしそろそろこうした「西ヨーロッパ中心主義」を解体する時期ではないか――期待の俊英が、ローマが2000年続いたのは東側に機能的な首都・コンスタンティノープルを作ったからだとし、勅令や教会史に現れる「儀礼を中心とした諸都市の連合体」としてのローマ帝国像を生き生きと描き出す。コンスタンティヌス帝やユスティニアヌス帝ら「専制君主」とされる皇帝たちは、本当は何に心を砕いていたのか? 最新研究を踏まえた驚きの古代史!

目次

はじめに
第一章  コンスタンティノープル建都
第二章  元老院の拡大――コンスタンティヌスの発展的継承
第三章  移動する軍人皇帝の終焉
第四章  儀礼の舞台――変容する皇帝像
第五章  合意形成の場としての都
第六章  都の歴史を奪って
おわりに

商品情報

発売日
2020年08月27日
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
判型
B6判
ページ数
256ページ
商品コード
0091265
Cコード
C1322(外国歴史)
ISBN
978-4-14-091265-2