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ミャンマー 「民主化」を問い直す

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NHKブックス No.1273

ミャンマー 「民主化」を問い直す ポピュリズムを越えて

[著] 山口 健介

発売日 2022年05月26日

単行本

在庫あり

定価 1,650円(本体1,500円)

送料 110円

商品紹介

「国民統合」なくして和平なし

衝撃的なクーデターの背景には、軍も民主派も「ビルマ族中心主義」に陥っていたことがあった。過去100年にわたるミャンマーのナショナリズムは、つねに「よそ者」を見つけ出さなければ維持できない「排他的」な性格を持ち、ロヒンギャ問題もその延長線上にある――。クーデターを起こした軍部だけが悪いのか? 民主派の政権に戻ればそれでいいのか? 民政移管後、激動の情勢下で民主派と活動を共にし経済開発に携わってきた若手研究者が、日本で「聖人視」されてきたアウンサンスーチーのポピュリズム化を描き、クーデターと民主化の深層にある権力構造を暴いて、多民族国家の平和と「国民統合」による民主主義の実現への道筋を示す!

目次

(仮)
序章 クーデターは何を「やり過ごした」のか
第一章 想定外の経済的失敗 ――軍政期より民主政で成長が鈍った
第二章 民主化はなぜクーデターを招いたか ――スーチーのポピュリズム化
第三章 前近代的な権力関係 ――強固な親分子分関係を相対化する
第四章 「政治」と「行政」のあいだ ――国づくりの実践に関与する
第五章 開発の落とし穴 ――汚職と徴税不足を乗り越える
終章 「新しいナショナリズム」による国民統合

商品情報

発売日
2022年05月26日
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
判型
B6判
ページ数
272ページ
商品コード
0091273
Cコード
C1331(政治(含む国防軍事))
ISBN
978-4-14-091273-7