料理研究家という仕事柄、毎日使う包丁には特別な思い入れがあるという新谷さん。「今から7~8年前、新しい包丁を探していたときに、雑貨屋さんの通販サイトでパッと目に飛び込んできたのが、この包丁でした。ほっそりスマートなデザインに一目ぼれし、すぐに注文して使ってみたら、見た目以上に実力派でした」。
刃物の町として知られる岐阜県関市でつくられたこの包丁は、刃のサイズや柄の太さ、重さなど、「女性の手で使いやすい」ことにこだわっています。刃もできる限り薄く仕上げてあるので、それほど力を入れなくてもスイスイ切れるのだそう。「切れ味がいいから、ついついせん切りをしたくなるんです。この包丁で切ると、ほら、新じゃががキラキラして見えませんか?」とうれしそうにキッチンに立つ新谷さん。サラダやきんぴら、コールスローなど、この包丁を使うようになってからせん切りメニューの出番が増えたといいます。
温かみのある木製の柄も、新谷さんのお気に入りポイント。「使い込むほどに味わいが出て、だんだん自分のものになってくるのもうれしくて。少しずつ理想の包丁に近づいていくようで、これからも使い続けるのが楽しみです」。
撮影・宮濱祐美子
せん切りにした新じゃがの軽やかな食感とみずみずしさを楽しむ一品。セロリの彩りと香りも爽やかです
せん切りにして新じゃがいもならではの食感を楽しむ。
美しい桐の箱に入っているので、大切な人への贈り物にもぴったり。人生の門出や新生活のスタートに。
女性の手になじみやすい柄の太さと重さが魅力。刃と柄のつなぎ目は、水が入りにくいつくりになっているため変色しにくく、長く愛用できます。
刃が薄く、食材に抵抗なくスッと入るから、薄切りやせん切りがきれいにできます。