NHK出版新書(NS新書)

メイカーズ進化論 本当の勝者はIoTで決まる|NHK出版新書(NS新書)|NHK出版

メイカーズ進化論
本当の勝者はIoTで決まる
小笠原 治
モジュール化、3Dプリンター、インダストリー4・0……激変を続ける製造業を取り巻く環境の中、日本が生き残る道筋はあるのか? 設備総額5億円超、秋葉原の“ものづくり”拠点の総合プロデューサーが、メイカーズの本質を「売れる」「作れる」「モノゴトで稼ぐ」の3つの明快な切り口で解説。IoTの登場で激動する“ものづくり”で勝つための戦略を語る!

目次

序  章
進化する「モノづくり」の生態系――なぜDMM.make AKIBAは生まれたのか?
第一章
モノが売れる――クラウドファンディング、非言語、グローバルニッチ
第二章
モノが作れる――モジュール化、セットアップ、3Dプリンター
第三章
モノゴトで稼ぐ――スマート化、インダストリー4・0、IoT
終  章
IoTとその先の未来――「モノづくり」だから変えられる世界がある

編集担当者より

 パズドラのガンホー会長でもあり、投資家でもある孫泰蔵さんの「志高き人が読むべき未来へのヒントだ!」という力強い推薦コメントの通り、本書は日本の“ものづくり”の伝統をバージョンアップするハードウェア分野の起業を志す人にとって、まさにヒントになる本になりました。

 著者の小笠原さんは総額10億円を超える金額をかけて2014年末に整備された新しいモノづくりの聖地「DMM.make AKIBA」を作ったDMM.makeの総合プロデューサーでもあり、経済産業省の新ものづくり研究会の委員も務められた人です。新しいタイプの製造業“メイカーズ”の先端を知る唯一無二の存在でもあります。

 「モノが売れる」「モノが作れる」「モノゴトで稼ぐ」という明快な3つの切り口で、モジュール化、3Dプリンター、インダストリー4.0など知っているようで詳しくは知らないモノづくりの重要なキーワードをわかりやすく解説してくれています。特に3Dプリンターは私も勘違いしていた部分が多く、著者の着眼点は目からうろこでした。

 製造業だけではなく、PCやスマートフォンが飽和しつつあるIT業界、従来はITと遠い存在と思われていたサービス業界など、モノづくりが変えるビジネスの世界は想像以上に広いものです。インターネットが登場してから20年が経ちましたが、このモノづくりの新潮流はこれからの10年、20年を左右する大きな節目です。ぜひ、本書でその一端を感じていただければと思います。
(NHK出版 久保田大海)

著者プロフィール

小笠原 治(おがさはら・おさむ)

著者写真

1971年生まれ。株式会社ABBALab代表取締役。経済産業省新ものづくり研究会の委員。さくらインターネット株式会社の共同ファウンダーを経て、現在は製造業を中心としたスタートアップ支援事業を軸に活動中。「DMM.make」の総合プロデューサーを務めた。

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